ぱしふぃっくびーなす屋久島。足摺岬
2019.7.7(日)~2019.7.11(木)屋久島・足摺岬(名古屋港発着)
7月ぱしび(屋久島・足摺岬)
今回は農協観光中部統括事業部の主催で屋久島・足摺岬を巡るツアーです。
コースは名古屋港から伊勢湾を出て紀伊半島沖から瀬戸内海に入り、豊後水道を抜けて宮崎、鹿児島沖を通って屋久島に向かうというコースです。
瀬戸内海は常に穏やかで船が揺れることはまずありませんのでぐっすり眠っている間に明石大橋をくぐり抜け、気が付いたら瀬戸大橋が間近という時間になります。これも何度も体験していますが何度見ても壮大ですね。とくに瀬戸大橋は鉄道と車の併用橋なのでその雄姿に圧倒されます。
さて、一日瀬戸内クルーズを楽しんでぐっすり眠り、目が覚めるといつの間にか屋久島に寄港。
当日は雨の心配もある曇り空。
かってはせっかく到着したのに天候不良で宮之浦湾に入れずに引返したこともありましたが、最近は大型客船が入れるように改良されたのか少々天候が悪くても無事寄港することができました。
屋久島は小笠原と並んで国内クルーズの定番ともいえる寄港地で私自身も今回で4回目か5回目になります。
ただ、何度行っても飽きるという事がありません。同じ場所に行っても新たな発見があるもので、そういう意味でも今回もまたいろいろと発見もありました。
有名な縄文杉は残念ながら今回も見ることはできませんでした。あれを見るには登山の準備をして1泊予定で行かないと10時間ほどの停泊では行くことができないほど険しい道のりだという事ですね。
そういうクルーズ観光客のために(かどうかわかりませんが)ヤクスギランドという自然保護区が用意されています。
そこでは江戸時代に伐採されたヤクスギの巨大な切り株が点在し、切り倒されて持ち出すことができなかったと思われる巨木がそのまま放置されていたりとなかなか壮大な自然を味わうことができます。現在お土産として売られている屋久杉の工芸品などはすべて昔の切り株などを利用して作られているという事です。
鹿児島から約60㎞ほど南にありますので緯度的にはそれほど南に位置しているわけではありませんが、屋久島は年中雨が多い事で知られていますので雰囲気としては亜熱帯気候の感じがします。
お店も二階建てではなくショーウインドウもなく奥に引っ込んでる感じのまさに南国ムードたっぷりです。
港では観光客がのんびりと釣りを楽しんでました。
屋久島のお土産の定番は屋久杉の工芸品やタンカンなどのフルーツがありますが、今回は鯖節を買ってみました。
これはかつお節と味はほとんど一緒で、短冊状にカットしてそのまま醤油をつけて食べれば酒の肴にもなりますね。
多分出汁にもいけるんだと思います。
試食しましたがなかなかいけそうなので買ってみました。
屋久島での滞在を楽しんで一晩太平洋の荒波に少々揺られながら目覚めると足摺岬に到着。
瀬戸内海と違ってやはり外洋は少し揺れますね。
船酔いに弱い人はそれなりの準備をしていく必要があります。
屋久島の帰りに足摺岬に立ち寄るというコースはあまりないようでとても新鮮でした。
足摺岬のある土佐清水の街はとても静かでのんびりとしてます。台湾から一人で観光を楽しんでおられる方もどこかほのぼのとした感じで温かかったです。
足摺岬、土佐清水といえばなんといっても英雄“ジョン万次郎”ですよね。モニュメントや記念館などもあり、町おこしの一つになっています。
100年以上前の鎖国時代に漂流して親切なアメリカ人に助けられ、捕鯨技術や造船技術を習得し、近代日本の基礎作りに多大な貢献をしたことで知られていますが、私自身今回地元に行くまではそれほど知らなかったなぁというのが実感でした。もっともっと知られていい人物だと思います。
ということで今回の屋久島・足摺岬5日間も無事終えることができました。
次回も楽しみにしています。
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