音楽は社会を変えれるか?

大分以前になりますが、宇宙にある星の一つ一つをその明るさに応じて音階をつけ、メロディを作った人がいました。
その結果、オリオン座、カシオペア座などおなじみの星座が奏でる不思議な音楽に何ともいえない感動を覚えたものです。

また4年ほど前になりますが、NHKの「音の風景」という番組で京都の大学のある教授が賀茂川の流れにメロディをつけたものが紹介されていたがこれもなかなかよかったですね。

星座にしろ川にしろ、何かをイメージしながら聴けるっていうのがいいですね。
作者とすべてを共有するのは無理だとしても、少しでもわかり合える部分があると思うとそれだけで嬉しくなる時もありますよね。

世の中には色んな発想、想像力を発揮して人々を楽しませてくれる人がいます。
俳句や短歌、小説などもそうですが、特にそう思えるのは童話じゃないかなとおもいます。

昔からの「浦島太郎」や「かぐや姫」、「星の王子様」「銀河鉄道の夜」「100万回生きたねこ」などを読んで
想像に胸を膨らませた子供達は今も昔も大勢いるに違いないでしょう。大人でもそうなんでからね。

想像力を育んだ子供達はどんな分野に進んでも発想力豊かな仕事をするんだろうと思います。
逆に子供の頃にそういうものにあまり触れなかった人はありきたりの教科書通りの仕事をするんじゃないかと想像してしまいます。

どちらがいいかわるいかではなく、どちらが人生を謳歌できるか否かの分かれ目になるような気がします。

その意味で、受験に関係ないとか、将来お金にならないとかの理由で軽く見られがちな音楽、美術、古典芸能などをもっともっと大切にする政策を期待したいんですが、どうも日本ではそうなってないようですね。

選挙の時の公約は景気対策だったり、子育て支援だったり・・・
ま、それももちろん大事なんでしょうけどね。(それさえも選挙が終われば放置されることも多いですが・・・😢)

「文化で景気回復!」なんてプランを掲げて、全予算の3割位をつぎ込んでくれる自治体がいたら面白いんじゃないでしょうか。
間違いなく子供達が生き生きするだろうし、親達も刺激されて活力が出るでしょう。
子育てするにはこの町で・・・という事になれば若夫婦も移住して少子化問題も解決! 人口が増えれば税収も増える。増えた分を更なる文化予算につぎ込むことで全てがうまく廻ると思いますがいかがでしょう?

高齢だろうが若年だろうがとにかく人が多く集まれば何かが生まれる可能性があります。音楽がその役をはたせるなら最高ですが、古典芸能やスポーツだってもちろんいいです。肝心なのはよその自治体がやってないことでアピールすることではないかと思います。身の丈に合ったことでね😁

派手な政策でもなく、すぐさま効果が出るようなものでもありませんが、少なくとも「カジノで景気回復!」よりも夢があることだけは間違いないと思うんですがね・・・・・

 

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