音楽が必要な人々

いわゆる音楽に携わる職業というのは多種多様にあります。
大きく分けても下記の6種類の分野があると考えられます。
1.音楽ビジネス
2.メディア
3.音楽制作
4.楽器業界
5.教育研究
6.クリエイター

この中でも更に細かい分野があるわけですが、私が関わっているのは音楽制作とクリエイターの分野です。音楽制作の分野では現在ではパソコンが必須条件でもあります。
音声編集ソフト、楽譜作成ソフト、音源制作ソフトや最近では作曲をサポートするソフトまでありますので何でもできる時代になりました。ただ、作曲や編曲はいくらコンピュータ技術が進歩しても最後はその人個人の創作になるので、ある程度の音楽知識がある方がやりやすいことは言うまでもありません。

ここでは細かい話は置いといて、私の経験から音楽を必要とする職業、職種、人々にはどんなものがあるかという観点から考えてみたいと思います。

私が依頼される仕事の中に音楽編集というものがあります。
これはお気に入りの楽曲を少し短くしてほしい、ある部分を繰り返してほしいなどの要望に応えるものです。
これには音声編集ソフトでは中々うまくいかず、音源制作ソフトにCDなどから楽曲を取り込んで編集するということになります。
この分野でもソフトさえあれば高校生でも出来ますので、特別な技術が要求されるわけではありませんが、それでも多少の音楽知識が役に立つことは多々あります。

依頼の中でも一番多いのが新体操、社交ダンス、ですが共通するのは競技時間に制約があるということです。また歌謡曲などの歌手の人が3番までの曲を2番までにするとかいうのもあります。他にもシンクロナイズドスイミング(現在はアーティスティックスイミングというそうです)、フィギュアスケート、クラシックバレエ、また、映画、ミュージカル、お芝居、朗読などももちろん音楽がなければ成り立たない職種(?)ですよね。

意外なところではマジック、ボディビル、太極拳などもあります。更に更にびっくりしたのはストリップ劇場でも音楽を必要とするんですね。さすがにストリッパーからの依頼にはびっくりしましたが、普通の歌手の方よりも使う音楽にはシビアでしたね。

日常的に音楽を必要とする人々のみならず、忘年会シーズンになると一般の人からの依頼も増えます。パロディとして使用されるようですね。

こうしてみると巷にあふれる音楽もほとんどは大量消費されるだけですが、創る人や使用する人などそこに関わる人は無数にいるわけですから音楽に関わる職業も多種多様にあるのもうなずけるなと改めて再認識しました。

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